第19回ファミリークラシックコンサート ドラゴンクエストの世界

2005/08/12 … 東京芸術劇場

毎年夏恒例のドラクエコンサート。今年の演目はもちろん、交響組曲「ドラゴンクエストVIII」空と海と大地と呪われし姫君。

ここ数年は、池袋にある東京芸術劇場が会場となっています。

会場
会場

ここのエスカレーターって、やたらに高いところまで続いているくせに、周りが壁も何もないオープンな状態なので、下を見ると恐いんですよ。高いところはダメなのです。早く着いてくれぇ。

長いエスカレーターを登り切ると、既にたくさんの観客が詰めかけています。スクウェア・エニックスや、リメイク版ドラクエVでアートディレクション担当だった真島晋太郎からの花が飾られていました。

ほどなくして開演。最初はもちろん、おなじみのこの曲からでしょう。

1 序曲

そのあと、作編曲者であり本日の指揮者でもある、すぎやまこういち氏からご挨拶。

今回は、拍手の仕方に注文がつきました。これから4曲続けて演奏するので、拍手は4曲分溜めて欲しいとのこと。1曲目で5%、2曲目で20%、3曲目で50%、そして4曲目でピンク色に輝き…ってテンションシステムですかっ。ドラクエコンサートならではのナイス指示です。

ドラクエコンサートって、明らかにクラシックコンサート慣れしていない人が多いので、やたらに拍手するんですよね。個人的には、曲が終わったらすかさず拍手を始めてしまうのも止めて欲しいところ。余韻を楽しませて…。

2 馬車を曳いて
3 穏やかな町並み〜静かな村〜錬金釜
4 広い世界へ〜大平原のマーチ
5 対話

すぎやま氏は、ドラクエの大きなテーマの1つに「勇気」があると考えているそうです。

しかし、最近の日本からはその勇気が少し失われているのでは、と感じています。ドラクエをプレイすることで、勇気を取り戻して欲しいという思いがあります。

6 ひんやりと暗い道〜暗い道の奥で
7 賛美歌に癒されて〜修道僧の決意
8 つらい時を乗り越えて〜急げ!ピンチだ

あれ、そういえば、すぎやま氏、今日は椅子に座って指揮をしているみたいです。まあ、VIIIは曲数も多いから長丁場ですし、氏もだいぶお歳ですからしょうがないのかなぁ。少し寂しさを感じます。

「急げ!ピンチだ」は、緊急を要するイベントシーンで使われている曲。昔は、火事などの時、鐘や太鼓で近隣の村に情報を伝達した、ということにヒントを得て、ドラム&パーカッションを取り入れたアレンジになっています。なかなかの聴かせどころでした。

9 神秘なる塔
10 そうだあの時は〜それいけトーポ
11 雄叫びをあげて〜難関を突破せよ

ここで前半終了。

私はnintendogsを取り出して、すれ違い通信のチェック。再び通信待機状態にしたら、すぐに相手が見つかったのでちょっと驚きました。

そうこうするうちに、後半が始まります。

「この想いを…」は、ヴィオラがメロディを奏でます。いつもは脇役に回ることが圧倒的に多い楽器ですが、哀愁を帯びた音色をぜひ聴いて欲しいとのこと。

「王宮のガヴォット」ではピッコロトランペットという珍しい楽器が登場。こちらもいい音なので聴いていただきたい。

12 この想いを…
13 城の威容〜王宮のガヴォット〜城の威容
14 詩人の世界

VIIIでも、サンプルROMができあがってから曲作りを始めました。「広い世界へ」は360度広がる世界を見て、インスピレーションが湧いたとか。

「海の記憶」では、古代船を復活させるシーンがトリガーに。イベントが始まってから27.5秒後に映像のクライマックスがあったので、それに合わせて、曲の方も同じタイミングで、ぶわ〜ん!と来るように仕上げたそうです。

15 海の記憶
16 忍び寄る影
17 闇の遺跡
18 大聖堂のある街
19 終末へ向かう
20 ドルマゲス〜おおぞらに戦う
21 空と海と大地

全ての演奏が終わっても、鳴りやまない拍手。ところが、すぎやま氏が戻ってきて、タクトを手に取るとすかさずやむ拍手。「みんな、よく分かってるね〜」

アンコールです。

22 おおぞらを飛ぶ
23 序曲

個人的に、つい先日プレイを終えたばかりなので、記憶が鮮やかに蘇る印象深いコンサートになりました。VIIIの曲は大好きなので、またぜひ、生のオーケストラで聴きたいですね。

プログラム
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