TOKYO GAME SHOW '99 AUTUMN

1999/09/18 … 幕張メッセ

8〜9月期怒涛のイベント月間(^-^;のトリを飾るのは毎度お馴染み東京ゲームショーです。とにかく規模が大きい上に混雑が激しいので、とても全てを網羅することはできませんが、そこは気楽な個人サイト…という訳で、私が興味のあるところだけつまみ食いです(笑)

▼ Sony Computer Entertainment ▼

SCEブース
SCEブース

PlayStation2の詳細発表から一週間も経たないうちに迎えたゲームショー。誰もが気になるところですね。早速足を運んで参りましたら、SCEブースの大部分はPS2関連の展示でした。

鉄拳 TAG TOURNAMENT(仮)やグランツーリスモ2000(仮)は、既に操作可能な状態で試遊台がいくつか配置されておりました。

私が実際に触ってみたのはダーククラウド(仮)で、ジオラマのように自分でマップに建造物や地形を配置し、その中を歩きまわれるもののようです。

見るだけのデモも合わせると、かなりのタイトルを展示しておりましたね。

それらを見てみての雑感。どうも、いま一つ食指が動きません。

PS2本体と開発用PS2
PS2本体

一つ目の理由が、これくらいの画面ならドリームキャストでも十分実現できそうに思えたから。もっとも、まだ完成もしていないPS2作品と、既に商品として世に出ているDC作品を比べることに無理がありますけど…。まぁ、これは今後の作り込み次第でもっと凄い画が出てくるようになるでしょう。

もう一つの理由としては、展示されていた作品のほとんどが、既存の作品のエンハンスドに過ぎないとしか思えないことですね。「絵の凄いPS」でしかない、ということです。PS2でなければ実現できなかったアイデアが見受けられない。Nintendo64の同時発売ソフトであるマリオ64くらいの新しい提案が欲しいところなのですが…。

そんな中でも、ちょっと「おっ?」と思わされた作品が二つほど。

ポポロクロイス物語III(仮)。人気RPGシリーズの続編ですが、今回は2Dではなく3Dになっています。ただその実現手法が特異で、リアルタイム・トゥーンシェーディングという手法を用いているそうです。一見、セル画風の2D絵に見えるのですが、実は3Dで作像されていて縁を黒くラインどりされている、というものです。

こういう手法が存在すること自体は存じていたのですが、それを実際に使ってくるとはねぇ。流石にPS2のパワーあってこそでしょうか…?

ただ、こうやってできた画像が2Dセル画に勝るクオリティを持っているかというと…うーん(^-^; 来冬発売予定だそうですから、今後のチューンアップに期待です。試み自体は面白いですし。

電線(仮)。かなりバカゲーテイスト溢れる作品かと(笑) ありふれた町並みの中、電線にぶら下がる少女。さながらジェットコースターのように電線をつつーっと伝っていきます。って言うか、なんでこの娘は電線なんかにぶら下がってんねん(^O^;

トロの部屋とジュンの部屋
トロの部屋 ジュンの部屋

物理計算はかなり真面目に行われているようで、バカをやるのも本気でやらないといけない、という良い見本になりそうです(笑)

PSソフトは、グランツーリスモ2クラッシュバンディクーレーシングなど。でもPS2の扱いの前にすっかり霞んでしまいますね(^-^;

あと、どこでもいっしょの等身大(?)ポケピを使った小部屋が全員分展示されておりました。ぷりち〜(*^O^*) 通りかかった女性の方々も、口々に「カワイ〜」

こんな好条件にもかかわらず、ポケステ持ちの人は見つからず。くぅ(T^T)

▼ ENIX ▼

エニックスブース
エニックスブース

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たちの試遊台がずらっと並べてございました。15分ほど行列して、ちょこっとだけプレイ。グランエスタードの城下町と場内だけですが、自由に歩き回れるようになっていました。戦闘はなし。

3Dになってすっかり様変わりしたように見えますが、やっぱりこれはドラクエです。もちろん、良い意味で。

一番のポイントである台詞回しはもちろんいつもの堀井節です。

そして、3Dになったことで新たに搭載された、LRボタンによるマップ回転。これが新機能ながらドラクエテイストの向上に役立っております。

視点をグルグルとまわすことで、陰に隠れた宝箱や階段を見つけられることがあるのですが、そのしらみつぶしの捜索過程がいかにもドラクエを遊んでいる気にさせてくれます(^-^)

ただ、ちょっとだけ注文をつけさせて頂くなら、マップの高速回転モードもつけて欲しいですかね。操作に慣れてくると、今の回転速度ではイライラする場合もあるかもしれません。

▼ CAPCOM ▼

バイオハザード3 LAST ESCAPEは体験プレイに長蛇の列。どうせ一週間と経たずに製品版をプレイできるのですから、今回はパス。

カプコンブース
カプコンブース

実際にプレイしたのは、バイオハザード CODE:Veronicaです。流石ドリームキャストだけあって絵が奇麗! しかも背景が固定画ではなくてちゃんとポリゴンで生成されているので、空間のリアリティは増しているかと。視点は一定ライン上で固定されていますが、この作品のインターフェースを考えるとこれが正解でしょう。ゾンビのツルツル感が凄く気持ち悪いです〜(^O^;

ジョジョの奇妙な冒険のPS版とDC版試遊台が並んで設置されておりました。どちらも良くできていて、ぱっと見、大きな差異はなさそうですが、PS版はキャラが近づいた時のズームイン処理が無いなど、移植ものとしての完成度は当然ながらDC版の方が上でしょうね。

DC版にはアーケード最新作の未来への遺産とのカップリング、PS版はポケステ対応と、微妙に製品としての仕様に違いがございますね。ファンの方は悩みどころかも?

超鋼戦紀キカイオーはDC版になってテクスチャ総書き直し。美麗グラフィックに生まれ変わりました(^O^) 作品としてのデキに問題は無さそう。

▼ KONAMI ▼

コナミブース
コナミブース

世間的にはBEMANIシリーズ大人気。ドラムマニアはなぜPS2用なのでしょうね…?

そして個人的には絶対に外せないときめきメモリアル2。1時間以上並んで(^-^;なんとかプレイできました。たかだか数分のプレイではほとんど何も分かりませんが、やること自体はやっぱり旧作と大差無さそうですね。インターフェースもほとんど同じですし。

その後で、プロデューサー兼サウンドクリエイター者のメタルユーキ氏や陽ノ下光役の野田順子氏らがゲストの、ステージイベントを拝見しました。

EVS(Emotional Voice System)は凄いです! プレイヤーの名前を登録すると、キャラが肉声で呼んでくれる(!)というシステムなのですが、これが思っていた以上に自然な発声なのですよ。ちょっと聞いただけですが、全然違和感がありません。この技術力は凄いな…。

ゲーム本体の方も内部で複雑な処理をしていそうで、かなり期待できそうです。ご本人らも力が入っている作品であることをやたらと力説しておりました(笑) 楽しみ〜。

▼ BANDAI ▼

バンダイブース
バンダイブース

ワンダースワンに接続する携帯端末ワンダーゲートを展示しておりました。今のところ白しかないようなのですが、製品版ではちゃんと全色フォローされますよね…?

それから、PS/PS2との赤外線通信アダプターも展示されていました。赤外線…?と思ったら、なんとPS本体にポケットステーションを装着して通信させるようです。なるほどね〜。でも、PS本体やポケステを既に持っているならともかく、新規に購入となると厳しいような…。まぁ、今や国民機ですからあまり気にしなくて良いのかもしれませんけど。

いつ発売されるのかと個人的に気になっていた、ポケットファイターもプレイできるようになっておりました。このくらいのアクションものを処理させるなら、やっぱりある程度のマシンパワーが無いとね。という訳で、このワンダースワン版には結構期待しております(^-^)

▼ SEGA ENTERPRISES▼

ステージ前と、D2 Closed Theaterは凄い人だかり。近寄れやしません(^-^;

セガブース
セガブース

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラムのDC版はかなり出来上がっている模様。通信対戦でのプレイ画面もモニターされておりましたが、ちょっと見た限りは普通に動いているように見えます。プレイヤーレベルでは遅延が気になったりする可能性も否定はできませんが、果たして…?

ソニックチームの新作の3つめ、チューチューロケット!はなかなか良い感じ。フィールドに矢印のついたパネルを置いて、ネズミを自分のロケットにたくさん入れれば勝ちというシンプルさが皆でわいわい遊ぶのに最適でしょう。4P対戦や通信による対戦もサポートとくれば、もう言うこと無し。私が見た時にプレイしていた団体さんはかなり盛り上がっておりました(^-^) DCにはこういう一般総向けのライト名ゲームが少なかったように思いますので、歓迎したいですね。

そして、ステージでの映像だけでの発表でしたが、ソニックチームの4つめはファンタシースター オンライン…! ファンから熱望されていたファンタシースターの新作でありながら、DCユーザから熱望されていたオンラインRPGでもある訳です。これはかなり期待したいところですが…。

バーチャストライカークレイジータクシーゾンビリベンジのDC版もいつの間にやら着々と作られていたようです。DCにもそろそろ良いタマが揃ってきたようですね。

▼ SQUARE ▼

スーファミがメインプラットフォームだった頃にはスクウェアものも今よりはプレイしておりました。そんな私が一番好きなスクウェアソフトがクロノトリガー。それがPSにリメイクされるとなれば、放っては置けますまい。

スクウェアブース
スクウェアブース

ほとんどベタ移植のようですが、個人的にはそれで結構。変にいじくられるよりはよっぽど良いです。新しく追加されたOPアニメーションがなかなか燃える(^-^) 作画がアニメのドラゴンボールっぽいな…。もしかして同じ方でしょうか?

でも続編であるクロノクロスはアウトオブ眼中なの〜。ムービーは超美麗なのですが、鳥山絵ではないので、どうしても興味が湧きません(^-^;

ベイグラントストーリー。イベントデモ(?)がポリゴン芝居なのですが、カメラワークなどの演出がなかなかセンス良くて、ちょっと興味が湧きました…で、試遊台を覗きに行ったところ、ゲーム本編はどうも普通のアクションアドベンチャーっぽいです。絵は奇麗なのですが。うーん。

▼ NAMCO ▼

ブース内のステージではダンサーやら司会者やらが登場して盛り上げておりましたが、ブース外周のモニターの方が人付きが良かったです(^-^; もちろん、新リッジレーサー(仮)や鉄拳 TAG TOURNAMENT(仮)の映像目当てですね。実際奇麗な画面ですし。

ナムコブース
ナムコブース

メインどころはドラゴンヴァラー。でも混雑しているというレベルまでいかない…。ちょっとプレイしてみましたが、キャラの動きが緩慢でちょっと嫌ですね。もうちょっと小気味良く動作してくれると嬉しいのに。

パックマンワールド 20th アニバーサリー。やや上方からの見下ろし型3Dアクションといったところでしょうか。多彩なアクションを生かすフィーチャーが多数用意されており、なかなか手堅い作り。このままの方向性で仕上げて頂ければ遊べる作品になりそう。

レスキューショット ブービーぼーは、ガンシューながら可愛らしいキャラとほのぼのした世界観でファミリー層などに安心して薦められそう。

実はミニゲーム集で、一つ一つは何ということはないシンプルなアクションゲームなのですが、インターフェースとしてガンコンを使わせるところが面白いです。既存要素の組み合わせでも、まだまだ斬新なプレイ感を生み出せるという好例ですね(^-^)

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